ひさまりな人生

ノンフィクションとフィクションとハクションの狭間

騎乗位

次郎は乳首を弄りながらでないとイケない

 

人には様々な癖があるのは理解している

普通に受け入れられた自分に

大人になった(歳をとった)なぁ…。

としか感じなかった

 

若い頃なら引いていたかも知れない…。

いや、どうかしら。

 

あたしは不器用で

腰を振るのが下手である

次郎は女性上位が好きなので

九割方あたしが上なんだけど

どうしても直ぐ疲れてしまう

気持ち良過ぎても腰が止まってしまうし

和式便座にしゃがむ様にしても太腿が疲れてしまうし

倒れ込んでもとにかく次郎をイカせてあげる事は出来ない

 

そこで

乳首を舐め回しながらならば

あたしが疲れる前にイカせそうな気がして

数回チャレンジしてみた

でも

上手く行かない…。

イカないのと行かないのを掛けた訳ではなく…。

 

きっとあたしの胴が長いのだろう

次郎の乳首を舐め回しながら腰を振るとどうしても乳首が下の方へ遠ざかってしまう

いや、あたしの頭が上へズレてしまうのか…。

 

どっちなんだ

 

とにかくあたしがどんなに背中を丸くしても

乳首と唇が離れようとするのだ

 

もう七夕の終わりの織姫と彦星の様に

離れ離れ…。

悲しいやら寂しいやら切ないやら…。

 

二兎を追う者は一兎をも得ずなのか

 

一生次郎をイカせてあげる事は出来ないのか…。

 

ヨガにでも通ってどんな体位でも乳首から唇が離れない様に訓練しなくては…。